スマートセンサー

「RJ スマートセンサークラウドサービス」は
IoT 技術を利用したセンサーサービスです。

コンテナに実装されたスマートセンサーは1回/日(変更調整可能)で自律的にクラウドサーバーにコンテナ単位でグローバルな位置情報を送信します。サービス利用者側ではいつでもどこでもプラットフォームのソフトウェアまたはアプリから情報を把握できます。また、利用者の業種に合わせて、プラットフォーム(管理画面)に表示する項目をカスタマイズもできます。

サービスの主な機能

コンテナの状態監視

GPS/LBS/AISの情報をコンテナに据え付けるスマートセンサーが取り込み、コンテナの位置情報及び状態情報をリアルタイムで提供します。

データ送信のグローバル対応

2G/3G/4G/LBS によるデータの送信に対応したスマートセンサーを採用することで、世界 200 カ国の現地の通信基地局との通信を可能とします。
貨物がどこにあってもシステムにデータ送信することが可能です。

クラウドサービスの構築

  • 利用者は高価なシステムを導入することなく、サービスを利用することが可能です。
  • PC、スマートフォン、タブレットなど様々なデバイ スで接続が可能です。
  • コンテナの位置情報のデータをダウンロードする機能を提供します。

これによりユーザーの既存システムとのデータ連携、また研究機関ではビックデータとしての活用も期待できます。

AISシステム

AIS(Automatic Identification System:船舶自動識別装置)とは

AISは、船舶の名称、針路、速力等の情報を自動的に送受信し、船舶相互間及び船舶と陸上の航行援助施設との間で情報の交換を行うシステム。

船舶の固有情報
  • 呼出符号と船名
  • 船の長さと幅
  • 船の種類 等
船舶の動静情報
  • 位置、航行状況
  • 対地針路
  • 対地速度 等
航海に関する情報
  • 船の喫水
  • 目的地
  • 航行の安全に必要な情報 等

AISは、GPS情報を基に、自船の位置を自動的にVHF電波で送信し、相手船舶のAIS電波を直接受信することで、自船のレーダーやGPSプロッターなどの表示装置に、相手船の位置を自動表示することができます。そのため、レーダーのような安全航行(見張り)の補助機能として、自動的に船長の航行補佐をうことができます。 VHF電波の届く範囲であれば、島や半島の影など、レーダー以上の範囲も見張りすることができます。
受信局また、航舶位置データは電波であるため、誰でも受信することができます。

サービスで利用するセンサーデバイスについて

サービスで利用するコンテナに装着するセンサーデバイスについては、必要な機能やスペックなどから検討した結果、CIMCiTech 社(中国、深圳)の「ContainerGuard」を採用することにしました。
当社では「ContainerGuard」が標準で持つ機能をローカライズ(日本語対応)し、更に計画中のサ ービスで提供する独自機能を実装します。
なお CIMCiTech 社とは当事業について打合せをしており、ロ ーカライズの部分等については共同開発という形でサービス開発を行うことになっています。

使用方法

製品外観

想定する利用シーン